アルス ノヴァ ウインドシンフォニーの定期演奏会を観てきました。

11月10日㈰、映画ITを見る前にコンサートも観るというダブルヘッダーの1日でした。
会場は彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール。

こちらの施設は他にも大ホール、小ホール、食堂、資料室などがあり、特に資料室はなかなか面白そうでした。


日曜日の朝、自宅を出て電車に揺られながら「昼飯はどこにすんべ」とスマホと格闘しながら現地へ向かいます。前日どんぐり亭でウマイお蕎麦を食べたというのに、またそばが食べたくなりました。ま、季節的にそうなりますね。
で、チョイスしたのが与野本町駅から徒歩5分、コンサート会場からも激近の「田中屋」さん。

え~、いわゆる高級そば店ではございません。あえていうなら「昔から地域に根差したお蕎麦屋さんで、質よりコスパ」のお店。
当然休日の昼間、おいしくビールをいただきました。

お通しのかまぼこが蕎麦屋っぽくてイイですな。


カミさんは鴨南蛮。103は天ぷらそば。
いや~、とにかくそばの量が半端ない!食べても食べてもなくならない。
かといって、そばチェーン店のようにまずいそばってわけではありませんよ。
そして衣たっぷりの天ぷら(笑)。いえ、悪口ではございません。重量感はあるし、蕎麦屋の常で揚げ方は上手。野菜のうまみも堪能しておいしゅうございました。
ただし、満腹すぎてコンサートで寝落ちしないか心配ですが・・・


さて、重い腹を抱えてコンサート会場へ移動。
入場無料ですが整理券を配るということなので(入場者数の把握ようですね)、それを握りしめていざ入場です。

【この日の曲目】

全曲アルフレッド・リード作曲作品(一部除く)

☆序曲「春の猟犬」
☆アルメニアン・ダンス全曲
  パート1:あんずの木~やまうずらの歌~おーい、私のナザン~アラギャズ山~行け、行け
  パート2:第1曲 風よ吹け(農民の訴え)
       第2曲 クーマル(結婚の舞曲)
       第3曲 ロリ地方の農耕歌(ロリの歌)
ー休憩ー
☆マリンバと吹奏楽のためのコンチェルティーノ ゲスト:井山実莉
☆喜歌劇「メリー・ウィドウ」よりヴィリアの歌 この曲のみレハール作曲、A.リードは編曲。
☆エルサレム賛歌 アルメニアの復活祭による変奏曲


【コンサート全体の流れ】

この日は楽団創立25周年および第20回目の定期演奏会ということで、かなり念入りに準備をされたようですね。
常任指揮者でありかつ音楽監督を務める井山英之氏が自らマイクを持ち、楽団の経緯や曲紹介などをしながら進行。
あれ?指揮者が井山(英之)さん。ゲストのマリンバ奏者も井山(実莉)さん。???
と思っていたら、井山英之氏の次女とのことです。まさか、長女は・・・?
いらっしゃいました。クラリネット奏者ですね。
話によれば井山実莉さんは幼少のころから楽団の練習に顔を出し、あるいは参加し他にもピアノの演奏もするそうです。多才な家族ですね~。


【アンコール】

この楽団の演奏は初めて聴きましたが、かなりレベルが高いですね。
楽団のモットーが『挫けず決して妥協せず』というのだから、練習も大変そうだ!
全曲ハイレベルな演奏(ソロも素晴らしかった)なのですが、常任指揮者がちょっと照れながら次女を紹介しながら演奏したコンチェルティーノは秀逸で、あまり吹奏楽団の演奏会でお目見えしないということでしたが、これはもっとオープンにするべき曲ですね。

で、めでたい記念公演のため祝電も読み上げたりしながら(珍しい)気を良くしたのか、3曲のアンコールに応えた(というか、ぐいぐい率先して演奏してました 笑)のが以下の曲。

やっぱりリード縛りなのね♪
この日の楽団の打ち上げは盛り上がったんでしょうね~。そのころ103はIT鑑賞で笑ったり泣いたりしていましたが。

それにしても無料でこんなハイクオリティな演奏を聴けるなんて、ホント、首都圏は恵まれていますね。

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