調布国際音楽祭へ行きました

調布。

千葉の端っこにある我が家からは適度に距離がありなかなか行かない地域なのですが、6月27日に『調布国際音楽祭2019 まさトークコンサート』に行ってきました。

場所は調布市文化会館たづくり くすのきホール。


いつも無料もしくは格安コンサートに足を運んでいますが、この日は破格(当社比)のチケット代¥1,000(笑)


本コンサートは「調布国際音楽祭」というイベントの一環として開催されました。

その音楽祭自体は調布周辺のいろいろな会場で行われ、所用でこの日しか行けなかったというわけです。

他にも魅力的なイベントがたくさんあったのですが、スケジュールが合わないしそもそも今年初めて知った音楽祭のためこの時期に余裕をもってスケジューリングするということを一切考えていませんでした。


鈴木優人がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるということ、当然この日の「まさトークコンサート」の”まさ”は彼自身のことであり古楽を追求する彼の演奏には興味を持っていました。それが生で聴けるのですから楽しみにしていました。


8日間にわたるプログラムの詳細は上記音楽祭のリンクを参照していただくとして、ここでは27日当日の内容を備忘録として記録しておきます。


【プログラム】

*鈴木優人、森下唯によるピアノとお話し

 モーツァルト:四手のためのピアノソナタ 変ロ長調KV358。音楽祭仕掛人2人によ る連弾。

 使用楽器は現在のピアノの先祖、フォルテピアノ。

*Saxophone Quartet Venus によるメドレー

 超有名曲をメドレーで。編曲大変そう。厳しい審査を通過したとはいえ市民音楽家でこの クオリティはすごいな~。

*Ideal Cello Quartet による演奏

 クレンゲル:即興曲 作品30

 こちらも市民音楽家。桐朋学園の学生さんで結成したばかりとのことでしたが息もあって いて聴いていて心地よい。重厚な音色のイントロに始まり、途中にメンデルスゾーンの結 婚行進曲を散りばめたりして演出もナイスでした。

*ヨン・シゥ・トウ音楽院選抜メンバーによる演奏

 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調作品59-1「ラズモフスキー第1番」より 第1楽章

 日本人、台湾人、中国人によるシンガポールからの刺客(笑)。地元に密着した音楽祭ら しく海外からの学生さんは日本の家庭にホームステイしているそうです。

*森下唯による演奏

 アルカン:練習曲「鉄道」作品27

 各楽団の演奏前後には解説というか簡単な紹介があるのですが、これも鈴木さんがやって いました。どんだけ忙しいんだと思いましたよ。企画・運営・演奏・指揮までやっちゃう んだから。

 あ、この曲は汽車が走る様子をもとに作曲したもの。「機械」っぽい演奏を表現。

*鈴木・森下両氏による演奏

 オネゲル:パシフィック231(4手連弾版)

 こちらも機関車関連曲。パシフィック231というのは機関車の車軸配置を表しているそ うです。実は森下さんと鈴木さんが同級生だというのをこの日初めて知りました。さすが に息の合った演奏です。トークを聴いていても(若干鈴木さんがしゃべりすぎのきらいが ありましたが (笑))リラックスした感じで進むプログラム。その流れで今後の音楽祭 の紹介をしていましたが、魅力ある演奏会目白押しなのに観にいけない。蛇の生殺しでし たね~。


それにしても鈴木プロデューサーの人脈のなせる業か、はたまた金に物を言わせたのか(笑)、豪華な出演者のリストを見るだけで来年はもっと気合を入れて鑑賞したいと思うのでした。103が知っているだけでもこんなすごい人たちが出演されているのですよ ↓

☆ ねんど職人+アイドルのねんドル岡田ひとみさん。ニャンちゅうでも有名ですね。

☆ ソプラノ歌手の森麻季さん。説明の必要はありませんね。パンフの自己紹介が真面目過ぎる・・・

☆ ピアニストの山下洋輔さん。こちらも超有名人。でもこういうイベントに参加するの好きそう。

☆ 鈴木雅明さん。こちらも有名人ですね。鈴木優人のお父さん。

☆ 遠藤真理さん。読響のチェリスト。ラジオで知った普段はきさくなお母さん。

☆ バッハ・コレギウム・ジャパン。古楽を中心に演奏する楽団。現在鈴木優人氏が首席指揮者を務めている。

2輪、SK、ノイズ

2輪は自転車。SKはスティーブンキング。ノイズは音楽。 思ったことを素直に書いていきます。

0コメント

  • 1000 / 1000