6月9日の日曜日、またまた無料コンサートへ行ってきました。
楽団は『川口ウインドアンサンブル』です。
この日は同楽団の創立40周年記念の定期演奏会ということもあり、客席は満員。
会場はリリア川口の音楽ホールというこれまた最近よく行くトコロなのですが、同じ無料コンサートでもこんな満員状態は初めて。その理由はおいおい分かることとなります。
さて、例によってご近所に住むbunaibuさんと待ち合わせて会場に入ります。
記録のためにプログラムを転記しておきます。
【第1部】
1 鷲の舞うところ / 作曲:S.ライニキー
2 海の男たちの歌 / 作曲:R.スミス
3 組曲「展覧会の絵」より / 作曲:M.ムソルグスキー / 編曲:M.ハインズリー
・プロムナード
・グノーム(小人)
・ビードロ(牛車)
・バーバ・ヤーガ(鶏の足の上に建つ小屋)
・キエフの大門
【第2部】
1 Paradise Has No Border / 作曲:NARGO / 編曲:宮川成治
2 およげたいやきくん in Swing / 作曲:佐藤寿一 /編曲:福田洋介
3 金管五重奏曲 第1番 / 作曲:V.エワルド
【第3部】
1 新・祝典行進曲 / 作曲:團 伊玖磨
2 アメリカン・グラフィティXX マイケル・ジャクソン・メドレー / 編曲:岩井直博
3 LOVEマシーン / 作曲:つんく / 編曲:小島里美
4 川の流れのように / 作曲:見岳章
5 吹奏楽のための第二組曲 / 作曲:A.リード
では感じたことを。
【選曲】
第1部はオーソドックスな吹奏楽曲・・・と思いきや展覧会の絵は意表でした。ま、事前情報として曲目がわかっていたのは展覧会の絵と海の男たちの歌だけでしたので、ムソルグスキーが聴けるなら「行きたいな」と思ったのですから、エサとしては効果てきめんですね。
それにしても展覧会の絵は様々なバリエーションがあるけど、やはりキエフの大門などの重厚な曲では低音ラッパが効果的に鳴っていてよい雰囲気でした。
第2部はガラっとイメージを変えてノリノリ(死語?)の曲をビッグバンド風にアレンジ。1曲目はスカパラの曲らしいのですが(どこかで聴いたことがある?)、それに続くたいやきくんと合わせてなかなかカッコよかったです。で、3曲目にはシブイ金管五重奏曲を演奏したのですが、これが平均年齢50ウン歳のメンバーで固められた編成。こちらもメンバーの一人がいつか演奏したい曲だったとか。
こうしてみるとビッグバンド風なアップテンポな曲とシブイスタンダード曲と年齢によって曲の好みがいろいろあるんだなと。ま、そうして各人の好みを反映させることによってコンサート全体の曲調が豊かになるし、演奏者も飽きずに続けられるんでしょうね。
そして第3部。楽団創立40周年ということなので79年を皮切りに(大体)10年ごとに大きなイベントに関わる曲をチョイスしたとのこと。まさか、マイケルジャクソンのメドレー曲でニセマイケルが踊りだすとは思っていませんでしたが。
【楽団のカラー】
40年存続している川口ウインドアンサンブル。
定期演奏会自体のプログラムは奇をてらうものではなくオーソドックスなもの。
そこに封入してあったのが「メンバーによるメンバー紹介」。演奏のココがウマイ!とか選曲に熱心!とかバンド活動に関係するものもあれば「会計係おつかれさんです!」的な私的メッセージがあったり・・・(笑)
そして全体的に老若男女、どこのパートも満遍なく揃っており長年続いている楽団の良い部分を表していると思いました。
そして会長を務める大熊氏。彼は演奏だけでなく指揮や終演後のあいさつスピーチなどもこなしていたが、なにか愛すべき存在。最後のスピーチでも40年の長きにわたって活動してきたことを思い出して感極まっているようでしたが、そのキャラクターが楽団をずっとけん引してきたんだなと妙に納得してしまいました。
ちょっと気になる楽団をまた見つけてしまいました♪
その後川口駅付近を徘徊し、少し早めの夕食を。
ブロガーとして失格なのですが、ひとつも写真を撮りませんでした。なんせ久しぶりにbunaibuさんと遊んだので楽しくて撮影忘れてました。
お店はSAUL(ソル)というバル風なお店。およそ20種類のクラフトビールを扱っているということでしたが、この日は3種類からチョイス。店員さんのホスピタビリティもナイスで若いのにしっかりしてるな~と。こういうところは片手間バイトが多い(と思う)チェーン店にない良さですね。
カレーヴルストもわさび風味の枝豆も美味しかったです。
店内の写真はお店のHPからお借りしました。
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