ワンコイン北斎居酒屋

2月22日、とうきょうへいきました。

【まずは腹ごしらえ】

地下鉄半蔵門線住吉駅下車。

B1出口から数10mの場所にある「肉そば けいすけ」へ。

最近食べる量が減ってきたので完食できるかどうか心配でした。


予想とは違い、肉の脂身が少ないのでさっぱり食べることが出来ました。

今どきの外食産業では外国人のバイトが多いのは分かっていますが、この店(住吉店)では3人中3人とも外国人。インドもしくはパキスタンあたりの雰囲気の2人と、たぶん中国人かな。

で、女の子のインド人らしい人が間違えてグラスビール→ジョッキビールを出してくれちゃって、飲む前に気づいたので「交換してもいいよ」と言ったのですが責任者の男性が「いえ、こちらの間違いなので飲んでください」とのこと。店を出るときに差額を置いてきましたが、こういう対応ができる外国人が増えているような気がします。結局はお店の教育次第なんですよね。

【ワンコインコンサート】

今日の格安コンサートの会場はティアラこうとう。

以前も来たことがありますが、駅からのアクセスが良く音楽だけでなく演劇のプログラムも多そう。

本日のプログラムは『Kou × Misiya プロデュース ミニオーケストラコンサート~頭文字B~』と題してBのつく作曲家の作品を取り上げていました。

コントラバスの瀬野氏とヴァイオリンの野尻氏は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のメンバーで、彼らを中心にギターの菅又氏、パーカッションの橋本氏、クラリネットの須東氏。1曲だけゲストで女性のヴォーカルが参加。


内容はバリエーションに富んでいて、定番ブラームスのハンガリー舞曲やバッハ、ジャズやブラジル音楽に分類されるショーロというジャンルなど、様々な小品を少ない楽器数で楽しめるようにアレンジされていました。

うん。

このワンコインはお得です。

最近は演奏者やクラシックを取り巻く環境などを考えて、さすがに「無料で見るのは申し訳ないかな」と思うときもありますが、やはり格安という言葉の魔力には勝てませんね(笑)。

でも、こうして知った演奏家や楽団で気に入ったら普通にチケットを買い求めて見に行くことが増えているのも事実です。


なんとなく進行の都合上(?)アンコールを要求する前にアンコール準備曲を演奏するハメになりました。曲はA列車で行こう。

メインメンバーは東京シティ・フィルで鍛えられている猛者ですので、演奏だけでなくアレンジも楽しかったです。他のメンバーの出自は調べていませんが、いろんな経験をしてステージ上で合わせられる手練れのように感じました。

【葛飾北斎】

昼前に食べた肉そばがなかなか消化されず、夜には飲み会も控えているので両国方面へ歩いて移動することにしました。

この辺りは昔ながらの工場や問屋が所々にあって、たっぷり時間があればあちこち寄り道しながら散策するのもいいですね。

あとで知ったのですが墨田区ではすみだ3M運動といって地元の職人や企業がものづくりに触れてもらおうといろんな取り組みをしているようですね。


それでも狭い路地をウロチョロしながら歩いていると両国に到着。

で。

到着してから思い出したのが以前から行きたいと思っていたすみだ北斎美術館

入場料も手ごろ(400円)なので、覗いてみることにしましょう。

まず奇抜な外観の圧倒されます。

形状だけでなくソーラ・レイみたいな感じも。

この日は企画展で「北斎アニマルズ」と銘打って北斎作品に登場する動物を特集した展示もあったようでしたが、後の予定があったので常設展だけみることに。


常設展示場入り口には「須佐之男命厄神退治之図」の復元図がお出迎え。

原図は消失してしまったらしいですが、白黒写真から色を想像して復元してあるそうで大迫力でした。

展示室内、一部の作品を除いて写真撮影は可能だったのですが、場内が暗く(それが作品を浮かび上がらせていたように感じました)、電子掲示板のような展示も多かったので中では写真は撮りませんでした。

というより展示内容に夢中。

入口の「これぞ北斎!」という場面だけ撮影。


うん。ここはまた見に来よう。


その後昔の仕事仲間と居酒屋で語り合い楽しい夜を過ごしました。

丁度梅の季節なので湯島天神の梅を見に行きましたが、さすがに夜は写真撮影には向いていませんでしたが、ほんのり梅の香りがして懐かしい雰囲気に浸ることが出来ました。


2輪、SK、ノイズ

2輪は自転車。SKはスティーブンキング。ノイズは音楽。 思ったことを素直に書いていきます。

0コメント

  • 1000 / 1000