成城大学で管弦楽団の定期演奏会に行ってきました

12月23日。

この日も無料コンサートへ行きました。

場所は成城学園。鉄道乗り入れの恩恵を受けて北柏から成城学園前まで乗り換えなしで行くことが出きました。便利になったものですね。

さて、今回は主に成城大学の学生さんにより構成される管弦楽団。「主に」と書いたのは、OBやOG、あるいは賛助会員(ヘルプの人たち?)による協力があるので。

コンサートの概要を記しておきましょう。

楽団名は「成城大学レストロ・アルモニコ管弦楽団」。


この日の指揮は久世武志氏。

プログラムにあった写真が「偽造か!(笑)」と思うほど、本番ではアグレッシブな髪形をされていましたが、ゲージツカらしくていいですね。

定期演奏の回数も重ねているし、都会のど真ん中で常連さんも多いのでしょうか、学校の入り口に立て看板があり、学生さんがところどころで道案内をされていました。寒いのにご苦労様です。

会場である柳沢記念講堂に入ると、シーズンらしくクリスマスツリーが飾られていました。


こちらの会場は初めての訪問でしたが、コンパクトながらもそれなりにキャパのある(たぶん)会場でした。

いつものように前のほうにかぶりつき・・・と行きたかったのですが、既に客席が埋まり始めていたので2階席に近い後方席に陣取る。

さて。演奏はというと、、ま、学生楽団ですからこんなもんでしょうか。

絶対的に平均年齢が高いこと、数年でメンバーが入れ替わること、若い(経験の浅い)メンバーが定期的に入ってくること、などは学生楽団にとっては宿命であり、だからこそOBやOGに手伝ってもらうことが多いのだと思います。


そんな彼らが、なんとマーラーの1番を!

この大曲をよくぞ選んだと思います。

そして各パートの負担(というか、見せ所)もそれなりにあり、本番まではそれなりの緊張を強いられたことでしょう。

最近プロあるいは成熟している楽団の演奏を聴くことが多かったので、若々しい新鮮さと経験不足と、でも溌溂なイメージを感じながら演奏を聞きます。

マーラーの前にはワルツとブラームスでウォームアップ。

休憩の後のマーラーはやはり曲がいい。実は103、以前までマーラーは聞かず嫌いだったのですが、ようやくその良さがわかってきて、この日のコンサートはメチャ楽しかったです。




で、鳴りやまない拍手に再三応える指揮者と楽団、ようやく最後にアンコールで威風堂々を演奏。

これまた、マーラーまでの重圧から放たれた若者が得意曲を目一杯楽しんで演奏したという感じで、聴いてるこちらも最高に良い気分でした(大好きな曲だしね)。


帰る途中、駅前でおしゃれなお店を尻目に大衆向け居酒屋「てん」で空腹(と喉の渇き)を癒して帰路についたのでした。

セレブな街にもリーズナブルな呑み屋あるじゃん!

2輪、SK、ノイズ

2輪は自転車。SKはスティーブンキング。ノイズは音楽。 思ったことを素直に書いていきます。

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