福島観光 第1日目

さて、先日のエントリーで桧原湖でサイクリングしてきたことをアップしました。実は今回ちょっとまとまった休みをもらって福島観光をしてきましたのでその様子を記録として残しておきたいと思います。

5月24日(金):喜多方観光編

朝自宅を出て真っ先に目指すのは昼食です(笑)。もちろん喜多方ラーメンね。

喜多方での観光はと言えば、ぱっと頭に浮かぶのは蔵めぐりです。でも、まてよ。

せっかく日曜日のサイクリング用に自転車を持っていくのでポタりながらの観光も便利だぞ、と思い喜多方サイクリングとしゃれこみます。

そこで事前に調べたのがこの本 ↓

廃線跡ウォーキング東日本。

図書館で借りてみると喜多方駅前から伸びていた日中線という路線跡が整備されて、春はしだれ桜でものすごい数の観光客が押し寄せてくるという情報を入手します。

廃線跡を自転車で走るといえば地元のりんりんロードですが、日中線はどちらかというと遊歩道のようです。

この本で見てみると走行距離は長くないし、複雑でもないのでサクっと走って喜多方ラーメン食べて観光も・・・と3本立て計画を立てたのでした・・・

【まずは腹ごしらえ】

朝自宅を出て一路磐梯へ。

後部座席にはRADACとROCKを縛りつけてあるので低速走行でまったり走ります。

目論み通り喜多方到着したのがほぼお昼。早速目を付けていたラーメン屋さんに向かいます。

ガーン

臨時休業でしたか・・・

でも大丈夫。なにせ喜多方は対人口比で全国第1位のラーメン店の多さを誇っていたのだ(市町村合併前の調査による)!

自転車で10秒走れば次のラーメン店がお目見えするくらい♪

そこで店の佇まいとブタのイラストに惹かれのれんをくぐったのが塩川屋さん。

写真にある「老麺会」というのは喜多方ラーメン店の集まり。今風にいえば町おこしで地元の産業を盛り上げましょう!的な組織でしょうか。しかしその足跡は1987年に始まっており、ここ10数年のラーメンブームとはちょっと違う。

能書きはおいといてラーメン食べよう。

このお店のウリは「シジミスープ」。喜多方は海から遠いので栄養に偏りが。さらに昔の飢饉の時など特定栄養素の偏りに起因する脚気のような疾病を予防するためにいろいろな生産物を養殖したんですね。

宣伝文句に惹かれて潮ラーメンを頼んだのはカミさん。さっぱりスープに今が旬のアスパラがトッピングされていて美味でした。

天邪鬼な性格(かつ、同じものを頼んだら味をシェアできない)の103はオーソドックスに醤油ラーメン。こちらも必要かつ最小限のトッピングと味付けで好みのタイプ。


そして円盤餃子という名前に惹かれて追加注文した餃子。

餃子は時々バクダン級に強烈な匂いとインパクトのものがありますが、コレは普通。見た目は派手だけど。羽の部分が南部せんべいのヘリの部分にもフレンチフライの薄いトコがカリカリに揚げられた部分にも似ていて、本体のジューシーさと対照的に楽しむことが出来ました。


【周辺を観光します】

さて。

まずはラーメンつながりでこちらの神社(?)に寄りました。


喜多方ラーメン神社です♪
まるで観光地にありがちな「名物にノっかった観光土産物屋」さん的な建物。

ちゃーんと鳥居があって、横木はお箸だったりするところがラーメン神社らしい。


中に入ってもちゃんと「神社」(笑)。

旅の無事とサイクリングイベントの完走を祈念してきました。

おや?

神社の参道にはちゃんとラーメン丼がっ!(笑)

お次に向かったのは山中煎餅本舗

お目当ては煎餅焼き体験。

所要時間およそ10~15分。料金500円で3枚お試し焼きができます。

行ったら「すぐにできますよ~」と、まるで拍子抜けするほど軽いノリで始められましたが(そりゃ平日だもんね)、準備された道具は本格的(?)。

① 焼きあがった煎餅を常温に戻すまで放置するザル(コレ、大事)

② 軍手

③ 煎餅挟み金具(絶対傘のホネで作ってるよね)

早速作りますが、生地は塩味をつけてあるものが用意されていますので、我々はひたすら七輪の上で焙るだけ。

先生に教わりながらやるのですが、リズミカルに裏表をひっくり返し、だんだんと焼けて生地が膨らんでくるのを見ながらひっくり返す速度を速めていくところが楽しい♪

出来立てをその場で口にしましたが、実は出来立てのほやほやは口当たりがイマイチ。

つまり、生地に含まれている水分が飛んでいないため煎餅特有の「パリッ」と感が少ないのです。それでザルが必要になるんですね。こちらで常温になるまで放置すると適度に水分がなくなっておいしく食べられるということです。

次に行ったのは「喜多方 蔵の里」。

様々な種類の蔵を1か所に移築したミュージアム。

でも、ここで面白かったのは蔵そのものだけではなく、掃除のおばちゃんの「蔵ネタ」。

喜多方のオトコは蔵を立てるくらい甲斐性がないとイカン!と昔から言われているが「ウチの父ちゃんは・・・」と嘆いて爆笑を誘うという、完全に定番トークになっているようです(笑)。

ま、ただ展示物を見るだけじゃ飽きちゃいますからね。

おばちゃんの定番トークに夢中で写真はほとんど撮っていません。


七輪にも太陽にも焼かれて(関東で30℃以上の高温を記録した時ですね)、喉が渇いたのでこれまた蔵でできた喫茶店「珈琲蔵 ぬりの里」へ。

小腹が空いたので軽く何かお腹に入れよう・・・と思っていたらネーミングで思わず頼んじゃいました。「蔵ワッサンセット」(爆)

暑かったのでアイスコーヒーで。

塗りの木製カップでいただくコーヒー、美味でした。

クロワッサン 蔵ワッサンも普通のクロワッサンとは異なり「和菓子風」と言えるかも。なんたって中身は餡子だもんね。

さて、エントリーの冒頭に書いた「廃線跡をサイクリングする」ハナシですが・・・

あまりの暑さと肉体疲労のため、さーっと通過しお茶を濁します(苦笑)。

いや、それでもこの日中線跡、SLは展示してあるわ、時期によってはしだれ桜が美しく、その名残を楽しめたり、当初の目的の6%くらい楽しみました。


【夕飯】

宿泊は会津若松。

宿は素泊まりで安く上げたので外に出て夕飯。

天竜」さんにお邪魔しました。いかにも地元のサラリーマンも利用してそうなお店。焼き物係のおじさんとバイトの若者のやり取りも楽しく、老若男女・様々な職業の人が集まっていてとても繁盛しているようでした。

オリジナルグラスでビールを堪能し、ついでに日本酒も♪

そして今回の旅行で最強においしかったのがお馬さんのレバ刺し♪♪ 歯ごたえがあるのに口の中でとろけるような感覚。やっぱ本場で食べる料理はウマイな~。うまだけに


2輪、SK、ノイズ

2輪は自転車。SKはスティーブンキング。ノイズは音楽。 思ったことを素直に書いていきます。

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