建国記念日の2月11日。
池袋まで行く所用があったのでちょいと足を延ばして七福神巡りに行きました。
まずは池袋西口にある「観光情報センター」を訪問しました。
かなり古い建物を改装しているようでしたが、係のオバチャンに聞くの忘れました。
「七福神巡りに行きたいので案内図か何かありますか?」と聞くと、「あ~、どこだっけな~」という雰囲気で、あちこち探して印刷物をくれました。あんまりここへ来て情報収集する人は多くないのかな?
ほぉ~。
雑司が谷未来遺産と銘打って作ったパンフの表紙、七福神が都電に乗ってるのね。ムリがあるな(笑)。
この地図を見ながらあ~だこ~だ説明してくれましたが、「吉祥天まで行くのは大変かもしれませんね」と言われました。
結局全部廻っても楽勝だったんですが、もしかすると我々、ものすごく年寄りに見えたんでしょうか・・・複雑な気分。
後で調べたら、実際に歩いた距離は5kmくらいですよ。ぶらぶらしても普通に歩ける距離でしょ♪
まずは福禄寿のいる仙行寺へ向かいます。
なんだか都会のお寺はビルの中に寺が組み込まれていたりして、趣がありませんがま、仕方ないでしょう。カードをピッ!とタッチしたら位牌が自動的にせりあがってくる・・・なんてお墓に比べればまだマシです。
今どきはこういうノボリを立てて宣伝するんですね。おかげで迷子にならずに済みましたが。
福禄寿は幸せと財産と長寿の神様ということだけど・・・その3つがあれば大概シアワセなんじゃね?という気もしますが、ま、人間の欲は果てしないもんですからね。
お次は布袋様のいる中野ビル。もはや寺や神社でもありません(笑)。
ビルの前に鎮座していました。
どうやら昔からあった布袋様は戦火で破損して、現在のものは平成22年(最近っ!)に作られたもののようです。
そして弁財天。
観静院というお寺にありました。
写真は撮り忘れましたが、アクセス道路は地元民が生活道路として使っているような狭い道。
いや、もはや道路なのか参道なのか分からないくらい微妙な感じ。もちろん車なんて通れないような道幅で、徒歩で巡っている我々にとっては「次の路地を曲がったらどんな景色だろう?」と楽しむことができました。
大黒天があったのは鬼子母神堂の敷地内。
この鬼子母神堂がまるで周囲の都会から切り離されたような佇まいで、良い雰囲気でした。
境内に唯一残っているお茶屋さんのハナシだと、昔はいろんなお店があったのに残ったのはウチ1軒だけ・・・と言っていました。
そういえば境内に昔の建物が残っていましたが、その名残なのでしょうか。
その後も狭い路地を歩き、向かったのが恵比寿がいる大鳥神社。
あ~、恵比寿様は神様だから神社にいるのか・・・
もともと鬼子母神堂の敷地内に鎮座していた恵比寿様。行方が分からなくなっていたそうで、雑司が谷七福神の計画始動時に新たに作ったみたいですよ。
なるほど新しいわけだ。
毘沙門天が祀られていたのは清立院。
高台にあるお寺なので遠くからでもわかりやすかったですね。
建物は大変立派で、おまけに中に鎮座している毘沙門天もクリアガラスケース入りで、かっちょよい。
で、毘沙門天の足元には・・・
ミニチュア七福神もありました。
で、最後に向かったのは吉祥天のいる清土鬼子母神。
観光案内のオバチャンが「遠いぜ」と脅してきた(笑)場所です。
結局、都会の狭い路地を楽しみながら(古い建物とか生活している人々とか)あっというまについた感じです。
もちろん寄り道しながらだから早く感じたのかもですが。
こじんまりした場所にこじんまり鎮座していて、こちらも都会の喧騒から切り離された場所でした。
すぐわきに幹線道路が走っているのですが、異常に静かでしたね。
七福神スタンプをコンプリートして満足しながら、帰路は雑司が谷霊園を突っ切って都電に飛び乗り帰りました。
それほど寒くなく、楽しい1日でした♪
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